彼岸回向文 - 2015.03.20 Fri
『彼岸回向文』
夫れ惟るに中道法性の妙理は本因本果圓融三諦の妙法、三世の如来は之を證得して金剛不壤の妙體を成じ、教主釈尊は之を説いて妙法蓮華経と名け給う。
滅除煩悩甘露清涼の大法、到於彼岸即身成仏の直路なり。乃ち今春(秋)分正中の佳辰に方り、此の妙経を読誦して一会の法要を虔修し、此の妙法を講讃して一座の講筵を開き、以って彼岸勝妙の福会に擬し奉る。
仰願くは一切衆生、未だ貪りの心を離れざる者には願くは貪りの心を離れしめ、未だ怒りの心を離れざる者には願くは怒りの心を離れしめ、未だ愚痴の心を離れざる者には願わくは愚痴の心を離れしめ、総じて世出世間一切の偏邪を離れて中正なることを得、遠塵離苦して菩提の覚路に入らしめ給わんことを。
又願わくは我等同門の行人、質直にして意柔軟に、常に三宝尊敬の心を失わず、真俗一如同行讃美、信行に精進し、菩提心を増長し、以て現當二世の所願をして圓満ならしめ給わんことを。
別して願わくは當山歴代の諸上人、増圓妙道位隣大覚、報地荘厳報恩謝徳。檀信徒中先祖代々の諸精霊、総じては法界海有縁無縁の諸精霊等、此の功徳を以て菩提を増進し、流転生死の大海を渡って大般涅槃の彼岸に到り、本時常寂の宝刹に於て勝妙の大果報を得んことを。
願以此功徳、普及於一切、我等與衆生、皆倶成仏道、乃至法界平等利益。
夫れ惟るに中道法性の妙理は本因本果圓融三諦の妙法、三世の如来は之を證得して金剛不壤の妙體を成じ、教主釈尊は之を説いて妙法蓮華経と名け給う。
滅除煩悩甘露清涼の大法、到於彼岸即身成仏の直路なり。乃ち今春(秋)分正中の佳辰に方り、此の妙経を読誦して一会の法要を虔修し、此の妙法を講讃して一座の講筵を開き、以って彼岸勝妙の福会に擬し奉る。
仰願くは一切衆生、未だ貪りの心を離れざる者には願くは貪りの心を離れしめ、未だ怒りの心を離れざる者には願くは怒りの心を離れしめ、未だ愚痴の心を離れざる者には願わくは愚痴の心を離れしめ、総じて世出世間一切の偏邪を離れて中正なることを得、遠塵離苦して菩提の覚路に入らしめ給わんことを。
又願わくは我等同門の行人、質直にして意柔軟に、常に三宝尊敬の心を失わず、真俗一如同行讃美、信行に精進し、菩提心を増長し、以て現當二世の所願をして圓満ならしめ給わんことを。
別して願わくは當山歴代の諸上人、増圓妙道位隣大覚、報地荘厳報恩謝徳。檀信徒中先祖代々の諸精霊、総じては法界海有縁無縁の諸精霊等、此の功徳を以て菩提を増進し、流転生死の大海を渡って大般涅槃の彼岸に到り、本時常寂の宝刹に於て勝妙の大果報を得んことを。
願以此功徳、普及於一切、我等與衆生、皆倶成仏道、乃至法界平等利益。