第4段 愛染明王 - 2011.06.28 Tue
本日ご紹介するのは愛染明王様です。

『 愛染明王[あいぜんみょうおう]は梵語で「ラーガ・ラージャ」(赤い王)と言い、人間の本能である煩悩[ぼんのう]と愛欲を向上心に変えて仏道を歩[あゆ]ませる功徳[くどく]があります。又、三眼[さんがん]六臂[ろっぴ](三つの目と六本の腕)の異形[いぎょう]でありながら、恋愛・縁結び・家庭円満を司[つかさど]る所から、古くより人々の信仰対象とされてきました。
愛染明王は、不動明王と共に日蓮大聖人が曼荼羅本尊に取り込んだ密教特有の仏尊ですが、「生死[しょうじ]即[そく]涅槃[ねはん]」を表[あらわ]す不動明王に対して、「煩悩即菩提[ぼだい]」を表すとされています。 』
(身延山宝聚院 麓坊HPより抜粋)
このようにお名前からすると凄く艶っぽい神様のイメージがありますが、実は厳格な神様なのです。
他宗においては恋愛成就や耳病平癒として祀られている場合もあります。
人は恋愛となれば釈迦力(シャカリキ)になって動きます。
しかしいざ様々な物事、例えば神仏に対する信仰心や拝む心にはさほどの力を発揮致しません。
信仰心を奮い立たせるのが愛染明王様です。
名前とは裏腹に不動明王様並みのお顔をしていらっしゃいます。
よくお寺の山門に阿吽像がありますが、我が宗門における阿吽像は不動明王様と愛染明王様ではないかと私は思っております。
一度近くで愛染明王様を安置されているお寺さんを見つけるのも良いのではないでしょうか。
最後に祖師の言葉を一節。
『佛法は体のごとし 世間はかげのごとし 体曲がれば影ななめなり』
現代においては信仰心も御都合参拝になってしまい、本来自身に宿りし神仏を忘れてしまっています。
それにより根幹が曲がってしまっているために自身も曲がってしまっている事に気付いていないのです。
今一度皆様にお伝え致します。
『 朝に合掌 ゆうべに感謝 和顔・漸進 日々精進 』 それが基本となります。
こんな現代にこそ愛染明王様が必要となってくるのではないでしょうか。
合 掌

『 愛染明王[あいぜんみょうおう]は梵語で「ラーガ・ラージャ」(赤い王)と言い、人間の本能である煩悩[ぼんのう]と愛欲を向上心に変えて仏道を歩[あゆ]ませる功徳[くどく]があります。又、三眼[さんがん]六臂[ろっぴ](三つの目と六本の腕)の異形[いぎょう]でありながら、恋愛・縁結び・家庭円満を司[つかさど]る所から、古くより人々の信仰対象とされてきました。
愛染明王は、不動明王と共に日蓮大聖人が曼荼羅本尊に取り込んだ密教特有の仏尊ですが、「生死[しょうじ]即[そく]涅槃[ねはん]」を表[あらわ]す不動明王に対して、「煩悩即菩提[ぼだい]」を表すとされています。 』
(身延山宝聚院 麓坊HPより抜粋)
このようにお名前からすると凄く艶っぽい神様のイメージがありますが、実は厳格な神様なのです。
他宗においては恋愛成就や耳病平癒として祀られている場合もあります。
人は恋愛となれば釈迦力(シャカリキ)になって動きます。
しかしいざ様々な物事、例えば神仏に対する信仰心や拝む心にはさほどの力を発揮致しません。
信仰心を奮い立たせるのが愛染明王様です。
名前とは裏腹に不動明王様並みのお顔をしていらっしゃいます。
よくお寺の山門に阿吽像がありますが、我が宗門における阿吽像は不動明王様と愛染明王様ではないかと私は思っております。
一度近くで愛染明王様を安置されているお寺さんを見つけるのも良いのではないでしょうか。
最後に祖師の言葉を一節。
『佛法は体のごとし 世間はかげのごとし 体曲がれば影ななめなり』
現代においては信仰心も御都合参拝になってしまい、本来自身に宿りし神仏を忘れてしまっています。
それにより根幹が曲がってしまっているために自身も曲がってしまっている事に気付いていないのです。
今一度皆様にお伝え致します。
『 朝に合掌 ゆうべに感謝 和顔・漸進 日々精進 』 それが基本となります。
こんな現代にこそ愛染明王様が必要となってくるのではないでしょうか。
合 掌